リサイクル対応型印刷物とは
すすめよう!
「紙」から「紙」へのリサイクル
地球温暖化防止や循環型社会の形成に向け
リサイクル対応型印刷物の普及を目指しています。
印刷物はお客様の手に渡り、目的を終えると廃棄されてしまうものがほとんどです。廃棄されるとは、ごみになるということ。しかし日本ではリサイクルのシステムが構築されており、適正な分別排出により製紙原料として再資源化することが可能です。
一方、国の「資源有効利用促進法」に基づき、2025年までに古紙利用率を65%台に向上させる目標が設定されています。ただし、これを達成するには「紙」、特に印刷・情報用紙分野の古紙利用率の大幅な向上が不可欠です。私たちは印刷物の製作にあたり、企画、仕様設計の段階からリサイクル適性に配慮し、印刷物の「目的・機能の充足」と「リサイクル対応」の両立を図っています。
一般社団法人日本印刷産業連合会は古紙リサイクル適性ランクリストを作成することにより、リサイクルにおいて阻害要因となる資材と、ならない資材を明確にしています。資材ごとの阻害性が明確化されたことで、リサイクル対応型印刷物は大きく、新聞用紙や印刷・情報用紙などの「紙」向けにリサイクルできる「リサイクル適性Ⓐ型」と、段ボールや紙器用板紙など「板紙」向けにリサイクルできる「リサイクル適性Ⓑ型」に分類されます。