古紙リサイクル適性ランクリスト
一般社団法人日本印刷産業連合会は印刷物製作の企画段階からリサイクルに適した印刷資材を選択することができるように、用紙・インキ類・加工資材など、資材ごとにリサイクル阻害性の明確化、リスト化を行ってきました。
下表の古紙リサイクル適性ランクリストとは、印刷物の製作で使われる資材を古紙リサイクルへの適性ごとに、A~Dのランクで示したものです。
- 難細裂化EVA系ホットメルト
- PUR系ホットメルト
- リサイクル対応型UVインキ
- リサイクル対応型シール
- リサイクル対応型ドライトナー
- 抄色紙(A)~(C)
- ファンシーペーパー(A)~(C)
印刷物に使われる「用紙」「インキ類」「加工資材」は、全て上記Aランク~Dランクに分類されます。
この分類では、Aランクの資材のみで作られた印刷物は「紙」にリサイクルができます。古紙になった場合、印刷・情報用紙向けの製紙原料として使用が可能です。Bランクの資材が混ざった印刷物は、古紙になった場合「紙」へのリサイクルはできず、「板紙」向けの製紙原料として使用が可能です。
しかし、CランクやDランクの資材が混ざると資源化できない「焼却するしかないゴミ」になってしまいます。